紅茶党ソロ活派

紅茶好きなアラフォー独女の紅茶ソロ活日記です。紅茶の美味しい飲食店や購入した茶葉など、一人行動を楽しむ日々をつづっています。紅茶は超初心者でうっすい知識しかありません。

【名著】茶の世界史/ビアトリス・ホーネガー

念願の秋が到来する…!!!

暑くも寒くもないカラッとした風に金木犀の香りに紅茶に読書。一年で一番良い季節。今年の東京は本格的な秋が到来する前に金木犀が咲いてしまいましたが…。季節どうなってしまうの

今回は秋のティータイムにオススメなお茶の本を紹介します。

お茶の歴史について書かれた本は色々ありますが、特に面白かったのがこちら。(版元ドットコムさんの表紙スクショです↓)

茶の世界史 〜中国の霊薬から世界の飲み物へ〜 ビアトリス・ホーネガー著

紀元前の中国神話から現代に至るまで、お茶を中心に見た世界史を描いています。

お茶の歴史について書かれた本は色々ありますが、この本が良かったのは歴史を正確に書きながらも、単なる事実の羅列ではなく、著者独自の視点で語られている所。歴史の本って起きた事象は同じでも、書き手によって微妙に違う印象を残しますよね。あ、そこで『!』入れる感じ…? みたいな。この著者はユーモアと問題意識とセンスで、ちっさい文字で300ページ近くあるこの本を飽きることなく読ませてくれます。

本編は第一部から第四部に分かれております。以下、各部の超個人的な感想です。タイトル以外に引用はございません。(故にすごい稚拙文です)

◆第一部『東から』

第一部は、お茶の始まり紀元前の中国神話から中国史、アジアの交易、日本の侘茶まで、お茶を中心に見たアジアの歴史が続きます。

茶葉を積んだラクダの隊商がシルクロードを行くのですよ… 中国は敦煌からタクラマカン砂漠を進みサマルカンドへ…!!実際は命がけの死のロードだったかもしれませんが、現代人には何故か惹かれるロマンがあります。

日本の茶の歴史では仏教と茶の伝来から千利休までが紹介されています。この著者はアメリカの方ですが、千利休と豊臣秀吉の微妙な関係、切腹という日本人以外には理解し難い文化、日本人の精神世界を、侘茶を通して正確に表現しています。そして、言いたいことははっきり書きつつも感じられる文化への敬意。

この、アジア民族・文化への敬意というのがこの本から一貫して感じられ、それは第二部『西へ』へと繋がります。

◆第二部『西へ』

第二部は主に1500年代以降、中国・欧米間の海上貿易でお茶を輸送する時代へと変わり、徐々にお茶が浸透していく(取り憑かれていくとも言う)欧米の歴史を中心に進んでいきます。

西洋独自の茶文化や、磁器、茶税、密輸、偽装茶、独占貿易…と、欧米でお茶の需要が高すぎる為に起きた様々な事件がてんこ盛りの内容。

中盤からは、一方的なお茶の需要増大に伴い、イギリスと中国の貿易の均衡が崩れていく様が生々しく描かれ、徐々に重い内容になっていきます。

この第二部内の「阿片仲買人」から「こじ開けられた中国」まで、阿片貿易によって中国が衰弱していく様が読んでいて非常に辛く、暗い気持ちになりました。

お茶の歴史の中で、まるでインディージョーンズのような冒険家として描かれることの多いロバート・フォーチュンに対しても、この著者は章の最後で容赦なく率直な意見を述べています。

イギリス東インド会社によるインドの植民地支配と、それに巻き込まれていく先住民族。茶のプランテーションで奴隷と変わらない、またはそれよりひどい扱いを受ける苦力(クーリー)達。目を背けたくなる、吐き気を催すような茶の歴史が、隠すことなく描かれています。

◆第三部『珍しい物、不明な事、間違った呼称と事実』

重い内容の第二部から一旦小休止というか、だいぶ楽しい内容になっています。ミルクティーを淹れる時はミルクが先か紅茶が先か、お茶に良い水とは、お茶の効能の話、ティーバッグの悪口などなど…お茶好きなら何処から読んでも楽しめるラインナップです。

◆第四部『茶の現在〜人々と地球』

ここまで遠い昔からお茶の歴史を辿ってきました。第四部ではその歴史の上に発生した現代の労働問題と環境破壊について書かれています。

第二部で、植民地支配下の茶園で働かされる苦力の話が出ていますが、それは決して遠い昔に終わった話ではないことを指摘しています。

インドやスリランカの現在の茶園は、かつて移住者労働によって築かれており、そこで働く人々が何世代にも渡って差別や貧困の悪循環から抜け出せていないと。

ここまでお茶にまつわる過去と現在の重すぎる問題点を提示されると、もうお茶飲むのやめようかな…という気になりそうですが、この本のすごい所は「諦める」ではなく、「私に何ができるか?」という前向きな気分にさせてくれる所です。無力感に打ちのめされるのではなく、消費者の少しの行動の変化が、問題を解決する大きな力になると読書を励まします。

第四部の最後は北部アッサムの先住民族、ジュンポー族(ジンポー族)が伝統的な茶栽培を復活させたことに触れています。かつて占領され未だ政治的な問題が山積するアッサムで、自分達の茶栽培に奮闘するジュンポー族やそれを支援する人々に希望を見出し、物語は締めくくられます。

 

この本は単なる茶の歴史本ではなく、植民地支配とは何だったのか、行き過ぎた利益追求の先に何があるのか、という社会問題を投げかけてくるような内容です。

日頃うまいうまいと飲んでいる紅茶の多くは、かつて支配され今も後遺症が残る国々で生産されています。数え切れない犠牲の上にこのお茶があると考えるのは紅茶好きにはキツイですが、知ることができて良かった。

出版は2010年とあります。16年後の現在、状況は少しでも変わっているだろうか。お茶好きに色々なことを考えさせる一冊です。

 

 

 

 

世界のティーカップ鑑賞 三井記念美術館

日本橋の三井記念美術館で、ティーカップを集めた展覧会をやっているらしい。お茶好きは茶器も好き。ブランド食器はよく分かりませんが、美しいティーカップを見たいと行ってきました。

三井記念美術館は、重要文化財 三井本館の中にあります。

ここに入れるだけで嬉しい。

今回の展示物は写真撮影OKとのことで、ハッとしたやつを中心に色々撮ってきました。(動画撮影はNGです)

国ごとに分かれて展示が進みます。まずはヨーロッパ磁器発祥の国、ドイツから。

マイセン 19世紀後半の作品。ブランド無関心でも名前は知ってる。ヨーロッパで初めて磁器の焼成に成功したのがマイセンだそう。

立体装飾がすごい。この時代の流行りだったのだろうか、19世紀製作のマイセンの作品はとにかく立体装飾が目立つ作品が集められていました。

こちらも19世紀後半のマイセン。左側の作品をアップにすると…

ピンボケで申し訳ない。花びらのトゲトゲ感が伝わるでしょうか。カップ全周にこの飾りがついています。これは観賞用だったのか?それとも実際にお茶を入れて飲んでいたのか? ぜひ飲んでいてほしい。ヨーロッパの貴族はコルセットで気絶しそうになりながら、このカップの花びらで唇切りかけながらお茶していてほしい。

↑マイセン 19世紀後半。展覧会ポスターのセンターを飾っていたこの鳥さん。小物入れか何かと思っていたら、まさかのカップアンドソーサー。鳥さんは蓋のつまみだったのか… 周りにびっしり付いている小さいお花は、絵ではなく一つ一つ立体的なお花が付けられています。 これはさすがに観賞用かしら。 

↑こちらは1760年頃デザインのマイセン(製作は19世紀後半)。ティーカップ以外の展示も多いです。土台に鳥の巣ある…

技を高めると大作に挑戦したくなるのでしょうか。一人ツッコミを入れながら鑑賞するのが楽しいです。これから食器売場でマイセンを見かけたら、あの鳥のすごいブランド…と思い出すでしょう。

20世紀に入るとだいぶスッキリしたデザインになってきます。下の画像は1904年のマイセン。

ポットのグレーの部分は今ならプラスチックですよね。これ磁器か陶器かは分かりませんが、全パーツ落としたら割れる素材には違いない。贅沢です。すぐ割りそう。

↑1905〜6年デザインのマイセン。ここまでくると現代のデザインと変わりません。可愛い!!

展示の初めの方がマイセン祭りで、その後は色々な窯のティーカップが見られます。

展覧会のサブタイトルが『ヨーロッパ陶磁に見るモダンデザイン100年』とありますので、20世紀に入ってからの作品がほとんどでした。

↓ニュンフェンブルグ20世紀初頭のデザイン。今も高級ブランドらしい。

左のカップをアップにすると…

持ち手がスミレの花…!可愛すぎる。

↓こちらはヘルマンオーメという窯の作品。とても素敵ですが、経営破綻してしまったと説明文にありました。展示物によっては詳しい説明文がついているので、歴史を知ることができます。全展示撮影OKなのですが、文章は載せて良いのかよく分からんので私のうっすい説明でお届けします。

他にも色々な美麗食器が展示されていましたが、まだまだ続くのでドイツはこの辺にして、お次はイギリスへ!

ロイヤルドルトン 1950年代 狐のコーヒーセット。

この表情。

↓こちらは1870年代のミントン。茶壺だと…!けしからん可愛すぎる。

蓋を取ったらどうなってるんだろう??

ヨーロッパで磁器が初めて作られたのは1700年代初頭。それまで磁器は中国から輸入する高級品でした。1870年代ならすでにヨーロッパ産の磁器が主流だったでしょうに、変わらぬ中国茶器への憧れを感じました。

↓ジノリ 1932〜38年。 ポロ、競馬、障害飛越など馬の競技が描かれています。イギリスっぽい。

さて、ここから個人的に優勝したデンマークの展示を数点紹介します。

↓ロイヤル・コペンハーゲン 1925年。タイトルが『北極熊付きトレイ』。北極熊付きトレイて…!そのまますぎて一人ウケる。

トレイに青いゼリーを入れたい。

かき氷もいいな。ブルーハワイ。

↓ロイヤル・コペンハーゲン 1923〜28年。たんぽぽ柄のカップアンドソーサー。

お花柄のカップはたくさんありますが、たんぽぽは珍しい。アップにするとピンボケしてしまうのですが、可愛さが伝わるかしら。

↓ビングオーグレンダール 1915年(原型デザイン1888年)鷺の食器達。

カップアンドソーサーやケーキ皿に、三羽の鷺さんはメニューホルダーだそう。

メニューよりメニューホルダーに注目しそう。

さて今回の展示で一番気に入ったのがこちらのティーセット↓

ロイヤル・コペンハーゲン 1899年デザイン。

一見シンプルな白磁かと思いきや、把手が蝶々!

ポットの蓋のつまみがバッタ、把手にはトンボがいます。

説明文に1900年のパリ万国博覧会でグランプリを獲得したとありました。

ここまで紹介したのはほんの一部で、他にもオランダ、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、旧ソビエト連邦等の展示エリアがあり、お気に入りを見つけるのも楽しいです。

そしてやはり三井記念美術館が良かった。展示室自体に美術価値があります。クラシック建築好きにはたまりません。

エレベーターが重厚。良き…

↑展示室を出た後に、かつて使われていた書庫の扉がありました。地下には大金庫もあるそう。

お茶がまだヨーロッパで貴族しか飲めなかった時代、茶器も貴族向けに豪華な装飾のものが多かったとか。時代を経て庶民もお茶を飲めるようになると、一般家庭にも合うデザインが出てきたと言います。初めのマイセンの立体装飾カップとかお城でしか使えない気もするので、キャプションに19世紀後半と書いてあってもデザイン自体はもう少し古い時代にされたのかも?など推理するのが楽しいです。(キャプションはデザイン年が書いてあったり無かったりします)

今後食器売場で、あの北極熊のブランド…あの狐の…と思い出すことでしょう。

2026年6月21日まで開催中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニルギリ新茶 ウィンターフロスト飲み比べ

ニルギリ新茶の季節です。過去のブログを見ていたら、去年も一昨年もこの時期にカイルベッタ茶園のウィンターフロストがスゴイ!ウマい!と騒いでいました。(一番下にリンクを貼っておきます)

ウィンターフロストとは、南インドの産地ニルギリで1〜2月の厳冬期に摘採された特別な紅茶葉のことです。毎年春に発売される日本にとっては、真冬に生まれる春の味です。

今年もカイルベッタ茶園のウィンターフロストを買うつもりが、ルピシアから発売されたのはハブカル茶園のウィンターフロスト。ウィンターフロスト=カイルベッタ茶園だと思っていました。対してティーポンドからはカイルベッタ茶園のウィンターフロストが発売。これは違いを楽しみたいと、両方購入。

お値段はどちらも袋入リーフタイプで、ティーポンド40g¥2,052、ルピシア40g¥1,800でした。(26年4月時点)

さて新茶はすぐに飲むのが鉄則。さっそく例年のカイルベッタ茶園から淹れてみます。ティーポンドで買った方ね。

茶葉。

侘び寂びを感じる緑色。サイズは細いベビースターラーメンくらい。

ティーポンドのオススメの淹れ方は、茶葉2.5g・湯量180ml・湯温95度・抽出時間3分とあります。

抽出後の茶葉。

かなり大きめにカットされているので、あまり目にすることのない1枚葉の形を観察できます。毎年これが楽しい。

水色は春らしい淡黄色です。味は限りなく緑茶に近く、でも緑茶とは違う。お花のような香りの中に、若葉やマスカットのような青々した香りが鼻に抜けます。これがグリニッシュてやつか。ティーポンドの商品説明には、芽吹いて7日目の茶葉を摘んだとあります。いかにもピカピカの柔らかそうな葉ではないか。カイルベッタは今年も安定の美味しさでした。

そして初のハブカル茶園ウィンターフロストを淹れてみます。ルピシアで買った方ね。

茶葉オープン。

画像では分かりづらいですが、カイルベッタと色は変わりありません。ハブカルの方が若干茶葉を小さめにカットしている感じです。ベビースター感は無いです。

ルピシアおすすめの淹れ方は、茶葉2.5〜3g・湯量150ml・湯温85〜90度・抽出時間2.5〜3分 とあります。ティーポンドより温度を低めに設定していて、商品説明文にも熱湯で淹れないことをオススメしています。こういう所にそれぞれのお店の個性を感じます。

抽出後の茶葉。

カイルベッタに比べて細かく1枚に戻る葉は少ないですが、それでも茶葉のカットは大きめです。

ハブカルもきれいな淡黄色の水色。飲んでみると… おぉ。違いがワカラナイ。カイルベッタの感想がそのままハブカルにも引用できる。

何か違いを見つけなくては!という気持ちでカイルベッタとハブカルを交互に飲んでみましたが、これは!という違いはありませんでした(小声)。気持ちハブカルの方が渋い気もしますが、茶葉のカットが細かいからかな? それでも抽出時間の少しの差で埋まる程度な気がします。私がバカ舌なのかもしれませんが。

ティーポンドもルピシアもオススメの抽出時間を3分程としていますが、個人的には5〜5分半ほど蒸らす方が茶葉の香りを感じられて良かったです(茶葉2.5g・湯量180mlとして)。緑茶と同じように、湯温は熱湯ではない方が良さそうです。

結果。どっちもめっちゃ美味い。引き分け!!

来年カイルベッタかハブカルのどちらを買うかといえば、私は茶葉が1枚に戻るのがなんだか嬉しいのでカイルベッタを買うかもしれないですが、味で決めるなら買いやすい方を選べば良いなと思いました。

でも天然物ですからね。来年はめっちゃ違いがあるかもしれません。それもまた良き。

今年もウィンターフロストが飲めて良かった!

kouchaotaku.hatenablog.com

 

kouchaotaku.hatenablog.com

 

HRヒギンス 紅茶飲み比べ

日本橋人形町の路地裏に、ひっそり店を構えるHRヒギンス。英国生まれのコーヒー・紅茶の専売店です。

HRヒギンスは英国初のコーヒー専門店として1942年に創業し、1979年にコーヒー店として初めて英国王室御用達店に認定されました。

紅茶は1987年からオリジナルブレンドの販売を始めたとのこと。

お店は紅茶がメインという感じで、元はコーヒー専門店というのが意外に感じました。が、よく見ると商品の英国王室御用達マークの下に、たしかにCOFFEE MERCHANTS(コーヒー業者)とあります。

人形町店は近所の人が買いに来るような、とてもアットホームな小さなお店です。お店の方がいつも素敵で、個人店のような雰囲気。英国の高級紅茶店が江戸の粋・人形町にハマっています。

さて購入品のご紹介。オリジナルブレンドをリーフで購入しました。

◆デュークストリート

デュークストリートとは、HRヒギンスのロンドン本店がある通りの名前です。

原材料は『紅茶(インド・スリランカ)』とあります。コーヒーみたいなつぶつぶCTC。

強い渋みの中に、ほんのり甘みも感じる。ミルクを入れる前提でのブレンドと思われますが、ストレートでも十分美味しいです。冷えると更に渋みが強くなるので、ストレートの場合、抽出時間は1.5分くらいで良いかも。(茶葉2.5g 湯量180mlとして)紅茶の旨味を感じられる茶葉です。

ストレートはサンドイッチにバッチリでした。

普段、紅茶はストレートでしか飲みませんが、このデュークストリートはミルクを入れると超美味で、最後はミルクティーにして頂きました。

◆ヒギンスアフタヌーン

ノンフレーバーかと思いきや、茶葉を開封するとベルガモットのような香りがしてアールグレイと間違えたかと思いました。香料が添加されていますが、淹れるとそこまで柑橘感はなく、ほんの少しだけ香りが付いているような感じ。原材料は 紅茶(インド・中国)/香料 とあります。

スッキリ爽やか。ミルクティーにはあまり合わない、ストレート向きのブレンド。

味が強く出ないので、抽出時間長めがオススメ。1杯あたり 湯量180ml  茶葉2.5g 4分くらいがベストでした。湯量150mlだとちょっと渋かった。

◆メイフェア

ハテ・・・?味がしない。 めちゃくちゃ鼻が詰まっている時にお茶飲むとほぼ渋みしか感じない、あの感じ。 めっちゃ味わうと香りはするのですが…。 どうにか美味くならないかと湯量を減らしたり抽出時間を長くしたりと試みるも、渋みが強くなっただけでした。原材料は、『紅茶(インド・スリランカ・中国)』の記載。

天然の茶葉の香りがスゴイ!系の紅茶が好きな私には合いませんでしたが、もしかして和紅茶が好きな方ならイケるかも。

商品説明を読もうとオンラインショップを確認するも、メイフェアは見当たらず。廃盤なのかな?

いずれも個性があって楽しい飲み比べでした。

ルシアンキャラバンはお試しティーバッグで。

以上の3品ですと、ワタクシのオススメは断然デュークストリートです。ストレートで飲む場合、教科書通りならヒギンスアフタヌーンを勧めるであろう。しかしストレートであってもデュークストリートの方が個人的には優勝。ストレート派も気に入るミルクティー向けブレンドでした。

HRヒギンスは世界に3店舗しかなく、ロンドン本店の他は、人形町店・神戸店。なぜか3店舗中の2店舗が日本にある。不思議ですが貴重な直営店が日本に来てくれて嬉しい。

更に嬉しいことに、商品によりますがリーフタイプを20gから販売しているんです。海外ブランドの場合リーフは量が多すぎることがあり、少量から買えるのは嬉しいです。

人形町のHRヒギンスで紅茶を買ったら、すぐ近くのタイニートリアティールームで英国菓子を持ち帰り。自宅で英国のティータイム気分が楽しめます。

お湯さえあれば トワイニング カップ付き紅茶

トワイニングからちょっと珍しい商品が発売。

プラカップ(紙コップ)の中にティーバッグが入っていて、お湯を注ぐだけで紅茶が飲めるという。

紅茶の味はどんなカップで飲むかによって変わり薄手で白磁のティーカップで飲むのが一番美味しいし紙コップで飲むなんて。銀座のリーフルダージリンハウスの試飲の紅茶は白磁(多分)で出てくるのよさすが高級店は違うわね紙コップなんt

即購入。

こういうのって珈琲はよくありますが、紅茶版は初めて見ました。出先や職場で気軽に茶葉から紅茶が淹れられるのが嬉しいです。

今のところ茶葉の種類はアールグレイのみ。

普段珈琲は飲まないので、こういう使い捨てカップで飲むの憧れます。 なんかおしゃれなヒトが持っているじゃないですか…これで飲めば私もおしゃれなヒトの仲間入りです。

中身。

よくスーパーで売っているトワイニングのペタンコ不織布のティーバッグがそのまま入っているのかと思ったら、なんだか高級感のある茶葉が出てきた。

ティーバッグ版の茶葉はもっと粉々だったような…と思ったら、こちらの商品にはリーフグレードの茶葉を使用しているとのこと。バッグもペタンコ不織布ではなく、メッシュの立体三角タイプ。ちょっと嬉しい。

カップを洗う必要もないし、職場で飲むのにぴったりでした。飲み終わったらリプトンのティーバッグ入れて使いましたすみません。

〜トワイニングさん江〜

大容量サイズも販売してください。500ml位あっていいです。冷めても飲みますので。あと熱湯入れるときっと大容量は熱くて持てないのでカップに付けるあの…腹巻みたいなやつ…付けてください。腹巻にもロゴ入れて欲しいです可愛いから。あとアールグレイ以外も欲しいです特にロンドンアフタヌーン。ロンドンアフタヌーン何故ティーバッグタイプしか無いのですか あt

 

これセブンイレブン限定販売なんですって。3店舗回って1店だけ売っていました。リピート確定なんですけどいつまで売っているだろうか…

 

 

 

 

奥多摩一人旅 

東京に暮らしていても、生活圏以外は都内でも知らない地域ばかりです。

今回はそんな東京の山間部・奥多摩町へぶらり一人旅。

金曜日、仕事を少し早上がりして東京駅へ。向かうのは青梅線の『鳩ノ巣』という駅。この町で二泊三日の宿泊をします。

まずは中央線快速で青梅駅まで。東京駅発が16時半頃でまだ帰宅ラッシュ時間では無いのですが、かなりの混雑。中央線ってこんなに混んでるのか。

青梅駅で奥多摩行きの青梅線に乗り換えます。乗り換え時間を調べていなかったため青梅駅で30分も待ち、東京駅から鳩ノ巣駅まで2時間半程かかりました。疲れたわ。

近くて遠い街、奥多摩…(特快を使ったり乗り換えをちゃんと調べればこんなにかかりません)

到着。

車窓はすでに真っ暗だったので何も見えず、どんな所なのかうかがい知れず。無人駅で、降りたのは私だけ。

駅舎の外に出ても人っ子一人いません。かすかに沢の音が聞こえます。そして迫りくる夜の山の陰影。

闇が深すぎてコワイ。

これって異界駅ってやつかな?実在しない駅に降りてしまったかもしれない。

そんなことを考えながら、静寂の中スーツケースのガラガラ轟音を響かせて宿までダッシュします。公式には駅から徒歩4分ですが、走ったので体感2分で到着。

闇の中突如現れる美しいエントランス。まぼろしかな。

ここが本日の宿、『奥多摩の風 はとのす荘』です。ずっとこのホテルに泊まってみたかったのです。

綺麗なロビーにホッとします。

お部屋はこんな感じ。広く、とにかく清潔。どこもピカピカに掃除してあります。

この日は時間が遅いので、温泉につかって早めに就寝。

翌朝!!

この宿に泊まりたかったのがお部屋からの景色。

渓谷沿いに建てられていて、お部屋からの眺めが全室渓谷ビューなのです。

ベランダからの眺め。

ベランダにはチェアセットがありますので、ここで朝食にします。

東京駅で買っておいたムレスナティーとスコーン。

昨日の朝食は職場でパソコンのメール画面を睨みながら食べていたのに、今日は川の音と鳥のさえずりの中で紅茶とスコーンです。すでに朝イチで温泉も入ってきました。夢かな。

スコーンを3つも食べたので、渓谷を散策に行くとします。今回の旅は森林浴が目的なのです。

はとのす荘の横から渓谷沿いに遊歩道が伸びています。鳩いるかしら。

歩き始めるとすぐに吊り橋が。けっこう揺れます。もうワクワクが止まらない。

沢沿いの石がゴロゴロしている所を進みます。この時は1月で、少し雪が残っていました。

右上の建物がはとのす荘です。崖の上に建っていますね。この道けっこう岩場が多く、運動靴とリュックの方が良いです。

はとのす荘前のこの川、多摩川なんです。多摩川といえば川下の住宅地の方のイメージなので、同じ川とは思えません。美しい。鳩は見かけませんでした。残念。

初見の鳥を観察したりしながら歩いていると、すぐに白丸調整池ダムへ到着。

ここに来ると沢の水音が消え、静寂に包まれます。

ここまでほとんど人を見かけません。見かけても一人で散策しているだったりして、とても静かな遊歩道です。

更にどんどん歩いていくとトンネルを発見。

千と千尋のBGMを脳内再生しながら通ります。

今度こそ異世界かな?

ここまでずっと川沿いのコースだったのですが、奥多摩駅が近づくと住宅地に入ります。

道沿いの住宅から漂う石油ストーブの匂いに懐かしさを感じながら更に進むと、

奥多摩駅に到着!はとのす荘から2時間ちょっとでした。

当初は白丸ダムで引き返す予定でしたが、遊歩道が楽しすぎて奥多摩駅まで歩いてしまいました。

帰りは青梅線に乗って鳩ノ巣駅まで戻ります。電車だと二駅、わずか5分で到着。

昨日の夜は異界駅みたいだった鳩ノ巣駅ですが、日中に見たら素朴で優しい雰囲気でした。実在しない駅とか言ってすまなかった。

鳩ノ巣駅前の釜めし屋さんで昼食です。スコーン3個は消化されたでしょう。

店内には店主の方が奥多摩で撮影した美しい野鳥の写真が沢山飾ってあります。おばあちゃん家に来たような懐かしい雰囲気で、まさに求めていた雰囲気。コレだよコレェ!欲しいのはおしゃれカフェじゃないのよ。

店員のお母さん達の世間話をまた聞きしながら美味しい釜めしを食すという、旅情…!!

そしてすぐおしゃれカフェにも行った。

こちらも鳩ノ巣駅すぐのキコリカフェ。窓から渓谷が望める、絶景カフェです。

永遠に眺めていられる景色。

店員さんがとても親切で居心地が良かったです。

さてすっかり日暮れ時。そろそろはとのす荘に戻りましょう。

お部屋のベランダにはランプが置いてあり、日暮れ後も休憩したり星を観察したり。

そしてゆっくり温泉につかり、ハイキングの疲れを癒したのでした。

鳩ノ巣荘は利用者からの評価が高く、楽天トラベルやじゃらんの賞を取っているようです。

館内に賞状的なものが飾ってありました。

実際に泊まってみて、評判が良いのが頷けました。アメニティーは充実しているし(靴下まであった)、ホテルのお茶類には珍しいリプトンイエローラベル(個人的評価大)。

何よりお部屋の清掃が素晴らしく、少しのホコリや汚れが気になってしまう私でも文句なしのピカピカ具合でした。完璧!

2種類の源泉が楽しめる温泉大浴場があるにも関わらず、お部屋のお風呂も渓谷が望める窓付き。

私は温泉に入ったのでお部屋のお風呂は利用しませんでしたが、こちらも気持ちよさそうです。

そして従業員の方の接客が素晴らしく、滞在中ずっと良い気分で過ごせました。

ここに住みたい。

今回は2泊を素泊まりで、食事時間帯に入浴するようにしたからかもしれませんが、大浴場はほぼ貸切状態でした。

翌日朝も温泉に入り時間ギリギリまで楽しんだ後、泣きながら宿を後にしたのでした。

帰りも誰もいない鳩ノ巣駅。夢のように長閑。

鳩ノ巣の良かった所は、自然豊かでとにかく人がいない所。渓谷沿いの遊歩道もほとんど人とすれ違いませんでした。一人行動の方が多く、はとのす荘でもお一人でチェックインされている方を見かけました。ソロ活勢に優しい場所です。

観光地はどこも行列ですし、人の波で真っ直ぐ歩けないような状態だともう疲労困憊。旅行先の重要条件の一つは『人が少ない所』であります。

鳩ノ巣は一人静かに過ごしたい方にはうってつけでした。

もっとも今回は真冬ですので、夏は川遊びの方でもう少し混むかもしれません。

鳩ノ巣駅から青梅駅までの車窓からの眺めが、渓谷沿いを走りとても良い景色。スマホも見ずにずっと景色を眺めていました。行きは夜で分からなかった。

青梅駅からは中央特快(青梅特快)を使い、鳩ノ巣駅から新宿駅まで合計1時間半程で到着。行きが混雑していたので帰りはグリーン車を使用しました。都内でグリーン車を使うという発想がありませんでしたが、旅情があって超快適。次回は往復グリーン車を使う事を心に誓ったのでした。

鳩ノ巣は東京の桃源郷であったな…

 

金木犀と紅茶

街中に金木犀の花の香りが漂うと飲みたくなる紅茶があります。

ルピシアの季節限定品『月に咲く』です。

原材料は「紅茶・キンモクセイ花」この2種類だけ。

次々に新たな飲みたい紅茶が現れるので、普段あまりリピート購入はしないのですが、この紅茶は金木犀の季節に毎年購入しています。

人工香料が添加されていないので、天然の金木犀の香りが楽しめます。紅茶葉はベトナム産。

ベトナム産紅茶は風味が薄い印象ですが、むしろそのおかげで金木犀のほのかな香りが引き立っています。もしこれが香り高い系の茶葉だったら、天然の金木犀の香りは消えてしまいそうです。ベトナム産紅茶はこういう時にいい仕事するんだな…

金木犀の花もベトナム産紅茶も風味が薄いので、抽出時間は気持ち長めの方が良いです。パッケージの2.5~3分だと少し短いかも。

茶葉2.5gの場合、湯量180ml・抽出時間4分が丁度良かったです。

この茶葉はルピシアのカタログで、フレーバードティーではなくハーブティーに分類されていました。確かにハーブティーに近いなーという味。

窓の外から金木犀の花が香る風が入る時に飲んだりするともう、癒し!!

香りがほのかなので、食べ物は合わせずにお茶だけで楽しむのがおすすめです。

最後はお菓子も食べるんですけどね。