紅茶党ソロ活派

紅茶好きなアラフォー独女の紅茶ソロ活日記です。紅茶の美味しい飲食店や購入した茶葉など、一人行動を楽しむ日々をつづっています。紅茶は超初心者でうっすい知識しかありません。

ソロ活日記 東京国立博物館

春の素晴らしさを凝縮したような暖かな晴天の土曜日。本日のソロ活は上野の東京国立博物館を見学します。

上野で朝ご飯も食べようと開館前の9:00に到着したのですが、目当にしていた上野公園内のカフェはすでに行列。腹ペコでツラい。

そこで東京国立博物館横の、黒田記念館の中にある上島珈琲店に行ってみることに。

ラッキーなことに空いており、ここのテラス席が最高でした!公園から少し奥まった所にあるので、この時間はまだ人通りも少なく静かでした。

座席の隣には大きな桜の木があり、この時はまだ咲いていませんでしたが、最高のお花見スポットだと思います。

眼の前の東京芸大のクラシックな建物を眺めながら、モーニングを頂きます。

最高のお天気で、ここ何時間でもいられる…。ちょうど両隣ともおひとりさま客だったので、更に居心地良く過ごせました。しかもお隣は可愛いワンちゃん連れ… 朝から最高か。

博物館の開館時間9:30には出ようと思っていたのですが、結局10:00くらいまでのんびり過ごしました。

さて、上島珈琲店で好スタートを切り、いよいよ東京国立博物館へ向かいます。

ドーン

上野は歴史ある美しい建築物が多く、東京国立博物館もそのひとつ。

本館に入るとまず重厚な階段に圧倒されます。

階段を上がった所の踊り場。

クラシック建築好きにはたまりません。江戸川乱歩の世界に迷い込んだようです。美しい令嬢が出てきそうですね。

建築も素晴らしいですが、本日の目的は日本刀です!伝説の悪鬼、酒吞童子を切ったという国宝・童子切安綱がこの本館に展示されているんです。日本刀はアニメの影響で若者に人気が出たり、日本独自の芸術品として海外の方にも人気がありますよね。

私も気になってはいたのですが、どうしても人を殺めるための道具というイメージが強く、人を傷つけるものを美しいとは思えず、足を踏み入れずにいました。

江戸時代以前に打たれた名刀など、それ確実に人切ってるよね?と色々想像してしまい…

神仏への捧げ物として使われたのかもしれませんけれど。

しかし私も、刀が重要系某漫画の限界オタク。やっぱり日本刀気になる!とついに観に来たのでした。推しの力ってすごいね。

この博物館でびっくりしたのが、撮影禁止のマークがなければ写真を撮っても良いということ。(もちろんフラッシュはダメ)博物館ってそういうもの?昔はダメだったような。

人のいない瞬間を見計らって、撮らせていただきました。

童子切安綱。

私のようなチキンハートにはなんて言って良いのか分からない。一言では表せない。

鍔も展示されていました。桜や藤、龍などの細工が施されていて、こんなに凝っていたとは驚きです。

童子切安綱以外にも様々な名刀が展示されていて、興味深く見て回りました。現実の刀を見たら暗い気持ちになるんじゃないかと思っていましたが、そんなことはなく、凶器と考えなければ美術品や芸術として観られるな、と感じました。でも歴史を知った上で鑑賞する方が良いなぁ。

妖しい魅力があり、ハマる方の気持ちが分かった気がします。

そして戦いの道具が、長い年月をかけて平和な美術品に変わったことはとても興味深いです。

季節柄、桜にちなんだ展示が多かったです。これは香箱。なんと雅。

他にも、江戸時代以前に作られた様々な美しい道具や着物が展示されていました。数百年経っても美しさが変わらないなんて。現代の製品も、いつか遠い未来に美術館に展示できるようなものであってほしいですね…

東京国立博物館は庭園があり、本館から出入りができます。こういうドアから外へ出られます。素敵すぎる。

この庭園が素晴らしかった!

今年は開花が遅れてソメイヨシノはまだまだでしたが、種類によってはこんなに綺麗に咲いている桜もありました。

綺麗なお庭で静かにお花見できて最高です。

 

東京国立博物館、ゆっくり観て2時間くらいかなと思っていましたが、3時間経過しても全部回りきれず😅敷地内はカフェやレストランがありますが、土曜日はやはり行列。キッチンカーも出ていますが、周りのベンチは空いていなかったりでなかなか食事にありつけず😵色々な場所に飲食可のスペースがあるので、ゆっくり観たい時は軽食やおやつを持参した方が安心かも。本館の中に自動販売機もあります。

空腹&時間も押していたので、結局東洋館は見られず😅

この日のお客さんは日本人より外国人のほうが多く、どの展示も皆さんとても真面目に鑑賞されていて、日本人より日本の文化を大切にされていると感じました。日本に外国人が増えるほど日本の文化が色濃くなるとはどういうことでしょう。

初の東京国立博物館、こんなに見どころだらけとは思いませんでした。丁寧に見学したら、1日かかるかもしれません。次回はおやつを持っていこう。