紅茶党ソロ活派

紅茶好きなアラフォー独女の紅茶ソロ活日記です。紅茶の美味しい飲食店や購入した茶葉など、一人行動を楽しむ日々をつづっています。紅茶は超初心者でうっすい知識しかありません。

奥多摩一人旅 

東京に暮らしていても、生活圏以外は都内でも知らない地域ばかりです。

今回はそんな東京の山間部・奥多摩町へぶらり一人旅。

金曜日、仕事を少し早上がりして東京駅へ。向かうのは青梅線の『鳩ノ巣』という駅。この町で二泊三日の宿泊をします。

まずは中央線快速で青梅駅まで。東京駅発が16時半頃でまだ帰宅ラッシュ時間では無いのですが、かなりの混雑。中央線ってこんなに混んでるのか。

青梅駅で奥多摩行きの青梅線に乗り換えます。乗り換え時間を調べていなかったため青梅駅で30分も待ち、東京駅から鳩ノ巣駅まで2時間半程かかりました。疲れたわ。

近くて遠い街、奥多摩…(特快を使ったり乗り換えをちゃんと調べればこんなにかかりません)

到着。

車窓はすでに真っ暗だったので何も見えず、どんな所なのかうかがい知れず。無人駅で、降りたのは私だけ。

駅舎の外に出ても人っ子一人いません。かすかに沢の音が聞こえます。そして迫りくる夜の山の陰影。

闇が深すぎてコワイ。

これって異界駅ってやつかな?実在しない駅に降りてしまったかもしれない。

そんなことを考えながら、静寂の中スーツケースのガラガラ轟音を響かせて宿までダッシュします。公式には駅から徒歩4分ですが、走ったので体感2分で到着。

闇の中突如現れる美しいエントランス。まぼろしかな。

ここが本日の宿、『奥多摩の風 はとのす荘』です。ずっとこのホテルに泊まってみたかったのです。

綺麗なロビーにホッとします。

お部屋はこんな感じ。広く、とにかく清潔。どこもピカピカに掃除してあります。

この日は時間が遅いので、温泉につかって早めに就寝。

翌朝!!

この宿に泊まりたかったのがお部屋からの景色。

渓谷沿いに建てられていて、お部屋からの眺めが全室渓谷ビューなのです。

ベランダからの眺め。

ベランダにはチェアセットがありますので、ここで朝食にします。

東京駅で買っておいたムレスナティーとスコーン。

昨日の朝食は職場でパソコンのメール画面を睨みながら食べていたのに、今日は川の音と鳥のさえずりの中で紅茶とスコーンです。すでに朝イチで温泉も入ってきました。夢かな。

スコーンを3つも食べたので、渓谷を散策に行くとします。今回の旅は森林浴が目的なのです。

はとのす荘の横から渓谷沿いに遊歩道が伸びています。鳩いるかしら。

歩き始めるとすぐに吊り橋が。けっこう揺れます。もうワクワクが止まらない。

沢沿いの石がゴロゴロしている所を進みます。この時は1月で、少し雪が残っていました。

右上の建物がはとのす荘です。崖の上に建っていますね。この道けっこう岩場が多く、運動靴とリュックの方が良いです。

はとのす荘前のこの川、多摩川なんです。多摩川といえば川下の住宅地の方のイメージなので、同じ川とは思えません。美しい。鳩は見かけませんでした。残念。

初見の鳥を観察したりしながら歩いていると、すぐに白丸調整池ダムへ到着。

ここに来ると沢の水音が消え、静寂に包まれます。

ここまでほとんど人を見かけません。見かけても一人で散策しているだったりして、とても静かな遊歩道です。

更にどんどん歩いていくとトンネルを発見。

千と千尋のBGMを脳内再生しながら通ります。

今度こそ異世界かな?

ここまでずっと川沿いのコースだったのですが、奥多摩駅が近づくと住宅地に入ります。

道沿いの住宅から漂う石油ストーブの匂いに懐かしさを感じながら更に進むと、

奥多摩駅に到着!はとのす荘から2時間ちょっとでした。

当初は白丸ダムで引き返す予定でしたが、遊歩道が楽しすぎて奥多摩駅まで歩いてしまいました。

帰りは青梅線に乗って鳩ノ巣駅まで戻ります。電車だと二駅、わずか5分で到着。

昨日の夜は異界駅みたいだった鳩ノ巣駅ですが、日中に見たら素朴で優しい雰囲気でした。実在しない駅とか言ってすまなかった。

鳩ノ巣駅前の釜めし屋さんで昼食です。スコーン3個は消化されたでしょう。

店内には店主の方が奥多摩で撮影した美しい野鳥の写真が沢山飾ってあります。おばあちゃん家に来たような懐かしい雰囲気で、まさに求めていた雰囲気。コレだよコレェ!欲しいのはおしゃれカフェじゃないのよ。

店員のお母さん達の世間話をまた聞きしながら美味しい釜めしを食すという、旅情…!!

そしてすぐおしゃれカフェにも行った。

こちらも鳩ノ巣駅すぐのキコリカフェ。窓から渓谷が望める、絶景カフェです。

永遠に眺めていられる景色。

店員さんがとても親切で居心地が良かったです。

さてすっかり日暮れ時。そろそろはとのす荘に戻りましょう。

お部屋のベランダにはランプが置いてあり、日暮れ後も休憩したり星を観察したり。

そしてゆっくり温泉につかり、ハイキングの疲れを癒したのでした。

鳩ノ巣荘は利用者からの評価が高く、楽天トラベルやじゃらんの賞を取っているようです。

館内に賞状的なものが飾ってありました。

実際に泊まってみて、評判が良いのが頷けました。アメニティーは充実しているし(靴下まであった)、ホテルのお茶類には珍しいリプトンイエローラベル(個人的評価大)。

何よりお部屋の清掃が素晴らしく、少しのホコリや汚れが気になってしまう私でも文句なしのピカピカ具合でした。完璧!

2種類の源泉が楽しめる温泉大浴場があるにも関わらず、お部屋のお風呂も渓谷が望める窓付き。

私は温泉に入ったのでお部屋のお風呂は利用しませんでしたが、こちらも気持ちよさそうです。

そして従業員の方の接客が素晴らしく、滞在中ずっと良い気分で過ごせました。

ここに住みたい。

今回は2泊を素泊まりで、食事時間帯に入浴するようにしたからかもしれませんが、大浴場はほぼ貸切状態でした。

翌日朝も温泉に入り時間ギリギリまで楽しんだ後、泣きながら宿を後にしたのでした。

帰りも誰もいない鳩ノ巣駅。夢のように長閑。

鳩ノ巣の良かった所は、自然豊かでとにかく人がいない所。渓谷沿いの遊歩道もほとんど人とすれ違いませんでした。一人行動の方が多く、はとのす荘でもお一人でチェックインされている方を見かけました。ソロ活勢に優しい場所です。

観光地はどこも行列ですし、人の波で真っ直ぐ歩けないような状態だともう疲労困憊。旅行先の重要条件の一つは『人が少ない所』であります。

鳩ノ巣は一人静かに過ごしたい方にはうってつけでした。

もっとも今回は真冬ですので、夏は川遊びの方でもう少し混むかもしれません。

鳩ノ巣駅から青梅駅までの車窓からの眺めが、渓谷沿いを走りとても良い景色。スマホも見ずにずっと景色を眺めていました。行きは夜で分からなかった。

青梅駅からは中央特快(青梅特快)を使い、鳩ノ巣駅から新宿駅まで合計1時間半程で到着。行きが混雑していたので帰りはグリーン車を使用しました。都内でグリーン車を使うという発想がありませんでしたが、旅情があって超快適。次回は往復グリーン車を使う事を心に誓ったのでした。

鳩ノ巣は東京の桃源郷であったな…