桜の季節です。お茶でも桜を楽しみたいと、色々買ってみることに。桜と名がつく商品は、イメージなだけで実際桜の香りは感じないことがほとんどです。それはそれで素敵なのですが、私が欲しいのはリアル桜の香り!桜って香りがしないと言うけれど、満開のソメイヨシノの近くにいるとけっこう香りませんか?あの香りが欲しい!!
チェリーブロッサムではなく日本の桜。
ということで購入対象のお茶は、原材料に桜の花か葉が含まれているなるべく香料無添加のものを探しました。
まずはこちら。ルピシア春限定のSAKURA🌸
原材料は、紅茶・桜葉塩漬・ミョウバン。シンプル!茶葉に混じっている乾燥した桜の葉をかじってみると、少し塩っぱく桜餅の香りがします。紅茶の茶葉はサイズが小さめなので抽出時間は3分にしました。個人的ベストは茶葉2.5g/熱湯180ml 抽出時間3分です。
口に含むとほんのり桜餅の香りが。けっこう塩味もします。桜餅がお好きな方なら気に入るのではないかしら。
食べ物は桜餅と合わせたのですが、本物の桜餅の方が香りが強いので、紅茶の香りは消えてしまいました😅それくらい優しい味わいです。
香りの強くない和菓子、大福なんかが合いそうだなぁ。桜を眺めなら、和菓子と一緒に楽しみたいそんなお茶でした。
そしてお次はこちら。
リーフルダージリンハウスのThe Sakura(テ・サクラ)。
リーフルは今までシングルオリジンのダージリンしか購入した事がなく、ブレンドティーは初めてです。
ダージリンに国産無農薬の桜の花と葉がブレンドされています。原材料は、紅茶・桜の花・桜の葉・ペパーミント。
茶葉とは別に桜の塩漬けが付いています。塩漬けは国産の八重桜だそう。茶葉を開封してみると…
高級感!!
サイズ大きめのダージリンに、薄ピンク色の桜の花びらが美しいです。茶葉は色が薄く緑がかっており、1stフラッシュのように見えます。
茶液の色も薄めです。
茶葉を見た印象だとリーフルの圧勝か。これ春限定だから買いだめしとこうかな…なんて考えながら一口。
これは…!ミント湯…!!
圧倒的ミント感。桜も1stぽいダージリンも繊細な味なので、主張の強いミントに主役を奪われています。しかしこれはこれで美味しい。この時期花粉症でボロボロな喉がスッとします。ミントティーって美味しいよね。桜の塩漬け(要塩抜き)は有り無しどちらも試しましたが、ほんの少〜し香りが付くかな、という程度で、ミントは主役を譲りません。
私のように桜味を求めていると意表をつかれますが、茶葉の色どりが美しいですし桜の塩漬けまで付いていたりと、ギフトに良いなと思いました。
ちなみにこのテ・サクラの他にも、同じ価格で「桜の紅茶」という種類もありました。こちらは原材料を見ると香料が添加されているので、また違った味わいなのかも。次はそっちを試してみようかな。
しかし高品質なリーフルのダージリンに他のものを混ぜるのはもったいない気もする。やはりダージリンだけで飲むのが良いと庶民は思いました。
そしてラストはこちら。
桜湯。
もう紅茶関係なし。桜を楽しみたいならこれが一番か。桜の塩漬けを塩抜きし、お湯に入れて頂きます。江戸時代からおめでたい席で飲まれていたそう。
画像の商品は日本茶屋さんで購入しましたが、桜の塩漬けは色々な所で購入できるのではないかと思います。
ほのかに香る桜の香りにほっこり。おめでたいことは何もありませんが、なんだか良いことが起こりそうな気分になります。
桜湯を飲みながらお花見なんて粋ですね。